緊急事態宣言中ではありますが、12日には空けることを祈りつつ、公演のお知らせです。
日本版不条理劇の第一人者であり、平田オリザ氏などの「静かな演劇」や、ケラリーノ・サンドロビッチ氏などの「ナンセンス劇」にも大きな影響を与え、海外でも高い評価を得ている劇作家、別役実。昨年3月3日に惜しまれながら世を去りましたが、その140本を超える戯曲は、日本演劇界の財産でもあります。
現在の先の見えないコロナ禍の中、「不条理」の世界を味わい、日々の緊張からひととき解き放たれる時間をどうぞお楽しみください。
広田ゆうみ+二口大学
「受付」 別役実作
2021年9月25日(土)・26日(日) 宇都宮・アトリエほんまる
笑って見ているうちになんだかおかしな所へ連れて行かれる二人芝居。
日本における不条理劇の第一人者である別役実の、ほとんど古典と言っても良い戯曲を、
これまで多くの別役作品を上演してきた、京都を拠点に活動を続ける俳優・広田ゆうみと二口大学が上演します。
また事前の「別役戯曲をよむワークショップ」も開催。別役戯曲の面白さをよみます。
お楽しみください。
広田ゆうみ+二口大学
広田ゆうみは2006年までユニット〈小さなもうひとつの場所〉で10年に渡り多数の別役実戯曲を上演。広田ゆうみ+二口大学として活動し始めてからは演出を担当、別役実の童話作品の朗読にも取り組む。二口大学は「顔を見ないと忘れる」(作・演出 鈴江俊郎)で第10回関西現代演劇俳優賞男優賞を受賞するなど、その実力を広く認められた俳優。
広田ゆうみと二口大学による別役実作品の上演は、2010年「いかけしごむ」、以来、「眠っちゃいけない子守歌」、「もうひとりの飼主」、「クランボンは笑った」、「部屋」、「この道はいつか来た道」などを手掛ける。これまでに京都・三重・長野・愛媛・長崎・沖縄と巡演。「受付」は7月に三重・津あけぼの座で上演。
照明:奥村知之
舞台監督:杉山幸子(らくりん座)
宣伝美術:橋本純司(橋本デザイン室)
制作:油田晃(特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ)
9月25日(土)17:00開演★
9月26日(日)14:00開演
(受付開始は開演の60分前・開場は開演30分前から)
★ 9月25日(土)はアフタートーク開催 ゲスト:東京ドム子さん
入場料(当日共):一般 2500円・中高生 1500円・小学生以下 500円
(全席自由席)
※中高生以下は、劇場受付時、年齢が分かるモノをご提示ください。
チケット予約は以下から
https://www.quartet-online.net/ticket/uketsuke_utsunomiya
「別役戯曲をよむワークショップ」 アトリエほんまる
9月23日(木・祝)16時~19時開催
別役実の描く世界の面白さ・深さを戯曲を読んだり、少しカラダも動かしながら体感するワークショップ。
ファシリテーター:広田ゆうみ・二口大学
参加資格:中学生以上の方ならどなたでも
参加費:1500円
定員:15名(先着順)
申込み:氏名(ふりがな)・メールアドレス・連絡先(携帯可)・年齢を記載の上、
メール [email protected] へ申込みください。
締切:9月20日(月)
主催:アトリエほんまる
なお、アトリエほんまるは、栃木県の「緊急事態宣言」における対応を順守するほか、以下のガイドラインにそって上演を行います。