yahooのトピックスを読んでいたところ“地域猫”という言葉が目につきました。読んでみるとさいたま市でこの地域猫が虐待の被害に遭っているとのことでした。ところで皆さん、“地域猫”ってどんなことかお解りになりますか?タイトルにありますように野良猫≠地域猫ではないんです。飼い主はいませんがその地域のボランティアの方によって不妊手術をされ、食餌や糞尿の世話をしっかり受けている猫たちのことなのです。けれど・・・
動物が嫌いな人にとっては、飼われていようがいまいが関係ないとばかりに虐待をしてしまうのでしょうか?嫌う人の意見も世話をしている人の意見も、どちらもうなずけることもあれば首をかしげてしまうこともあります。獣医師の立場としては、飼い主のいない犬猫が少しでも減らせるような運動に協力していくことが大切!と考えさせられる記事でした。皆さんはどう思われますか?
少しずつ桜の開花宣言もされ日中の肌寒さも和らいできました。まだまだ寒いのであまり積極的には予防を薦めていなかったのですが、ノミ・ダニが犬に居たという報告を受けました。彼らもだんだん寒さに強くなっているのでしょうか?
もうすぐフィラリアの予防シーズンがやってきますが、今年はノミ・ダニ駆除薬もさらに進歩したものが様々なメーカーから発売されるようです。当院も今年は何を飼い主さんに勧めようかと考えているところなのですが、やはり効果があってお手頃価格のものが一番ですよね。メーカーさんの動向を見ながら一番いいと思われるものをchoiceしたいものです。