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2004年10月27日

外耳炎には要注意!

 耳をかゆがっていているのに気づき、ちょっと覗いてみると“真っ黒”なんてことはよくありますよね。黒い汚れくらいでたいした炎症がなければ治療することで良くなります。けれどもこれに気づかず放置してしまうと、外耳炎から中耳炎さらには前庭疾患にまで症状が進行することがあります。また、耳道(耳の穴から鼓膜まで)の付近には顔面神経という顔の表情や瞬きを司っている神経も通っているため、耳道に炎症が起こると顔面神経麻痺を起こしてしまうこともあります。
 ちょっとした病気でも気がつかなかったり、放置してしまうことで思わぬ大きな病気にしてしまうことがあります。特に外耳炎では進行してしまった前と後では治療に掛かる日数も体力的負担も変わってきます。耳の中の変化にはよく注意してあげてください。

Posted by nomata at 19:20 | コメント (2) | トラックバック (0)
コメント

はじめまして、みみと申します。うちのワンちゃん、4歳のフレンチブルドッグ雄のことでご相談したいのですが、3/14に散歩帰宅後、全身痙攣発作状態、眼が回転するような眼振を起こしたので、かかりつけの病院へ行ったところ、前庭疾患との診断を受け、眼振を抑えるための注射を受けました。血球検査、生化学検査で異常が見られたのは白血球の数値が以上に高かったことです。翌日には眼振は横揺れに変化。注射二本(ビタミンと抗生剤)の治療が3日続き、眼振はなくなり不安定ですが歩けるようになりました。内服薬(クレフックス250)LullyH59を5日分もらう。
それから通常の食事が取れるようになるのに2日ほどかかりましたがその2日後には歩くには不安定なもののかなり正常になりました。22日に病院でもう大丈夫と言われたのですが、その後酷い下痢が続き、よく頭を振ります。3/23右耳に汚れが出たので耳の中を拭く(綿棒)。→黒いねっとりした耳垢が多量に出る。かなり元気になるが、耳を痒がっている。
3/24本日の耳掃除でも乾燥したような固形物が出てくる。右耳の入り口下側部分の毛が固まっていることに気付く。耳ダレが出ている模様。3/25本日の耳掃除では巨大なプラスチックのような耳垢の塊が出てくる。約5mm×1.3cm。耳汚れ、耳ダレは今日もあり。常時、頭を振るしぐさが多い。3/26耳の異常のため病院へ。点耳薬(動物用タリビッドL3)をもらう。3/27耳ダレは続く。汚れは少なくなる。頭をマットやクッションにこすりつけ痒がる。
体調はほとんど元気になっていていたずらもし、下痢もなし。
前庭疾患になった正確な原因は不明で耳の奥に炎症が出たのだろうとのことなのですが、
もともと右耳だけによく黒褐色の耳垢がびっしり発生し、よく綿棒で耳掃除をしていることもあり、これもこの度の病気に関っていたのではないか?何らかの耳の治療が必要なのでは?と悩んでいます。かかりつけの先生に相談した所、そんなに汚れてない、耳の治療は必要ないと言われているのですが、どうみても耳垢、耳ダレが多く、万が一が怖いので、ご相談に伺いました。かつて、異常に耳が臭くなり、1歳未満のころ行った別の病院では右耳に菌があるといわれたことがあります。アドバイスいただきたいと思います。よろしくお願いします。

Posted by: みみ at 2005年03月28日 19:53

以前、起こった症状は外耳炎からくる末梢性の前庭疾患かも知れませんね。何にしても耳に汚れがあり状態は前庭疾患を再発させる可能性があります。治療の必要ありですよ!

Posted by: nomata at 2005年03月31日 22:55
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