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2004年10月25日

軟骨異栄養犬種

 久しぶりに難しいタイトルです。このタイトルをみたとき、理解できた飼い主さんは非常に勉強熱心なんでしょうね。これは椎間板ヘルニアが起きやすく脊椎神経に何らかの異常が生じやすい犬種のことなんです。椎間板ばかりが取り上げられがちですが、各関節の軟骨にも同じことがいえるのです。さてこの軟骨異栄養犬種といわれている犬種とは何でしょう。代表的なものは、ダックスフンド・ビーグル・ペキニーズ・コーギーなどが挙げられます。基本的にはある程度年齢(8歳過ぎ)がいってから起きる椎間板疾患ですが、これらの犬種には年齢は関係ありません。早ければ3歳位に発症してしまうケースもあります。
 予防することはなかなか難しいのですが、まず太らせないこと。そして成長期には適切な栄養を取らせることが大切ですね!

Posted by nomata at 20:16 | コメント (0) | トラックバック (0)
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