TOP > 病院日誌


2004年10月13日

猫の糖尿病

 以前は結構太っていた猫が急に痩せたということで来院され、検査してみると血糖値が正常値をはるかにオーバーしていました。このまま高血糖状態が続くと危険なので血糖値をコントロールするために入院を勧めました。猫の糖尿病は診断がついた時点で50〜70%がインシュリン依存性(インシュリンを注射しなければならない状態)の糖尿病だといわれています。早速インシュリンにより血糖値のコントロールを始めたのですが、入院のストレスも関係しているのかなかなかコントロールするのが難しく退院できるまでにはもうしばらくかかりそうです。
 猫に限らす犬にも糖尿病はあります。症状は全く人と同じであり、インシュリンを飼い主さんに1日1〜2回打ってもらわなければならないこともあります。人以上にコントロールの難しい犬猫の糖尿病、肥満傾向のペットを飼われている方は要注意ですよ!

Posted by nomata at 20:05 | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






のまた犬猫病院 〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田5−1−3 TEL/FAX:028-622-7785


Syndicate this site (XML)