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2004年09月21日

相性の悪い病気

 どんな病気でもかからないで済むならばそれが一番良いことなのです。1つの病気でも患えば憂鬱なのですが、同時に2つの病気それも片方の病気を治療するために必要な薬がもう一方の病気を悪化させてしまう可能性がある病気だったら?飼い主さんも困惑してしまうでしょうが私たち獣医師も頭を抱えてしまいます。このような場合は命に関わる方の病気の治療を優先すべきなのでしょうが、もう一方の病気の苦しみもとても耐え難いものだとしたら・・・。
 獣医師としての決断が必ずしも飼い主さんにとって喜びや満足を与えているとは限らないと思います。“この子がどうしてもらいたいか?”それが解るのは飼い主さんですよ!皆さん後悔の無い選択をしてあげてください。

Posted by nomata at 19:29 | コメント (0) | トラックバック (0)
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