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2004年09月13日

検査するのが可愛そう・・・

 たまに飼い主さんから耳にする言葉なのですが、検査をするための採血や診断をより正確にするための麻酔について提案した際に“痛そうだし、可愛そうだからやめておきます。”ということを言われることがあります。ちょっとこちらとしては参ってしまうこともあるのですが、無理強いは出来ないのでとりあえずの処置をとらせてもらいます。けれどもこの時点で病気がはっきりするのと、病気が進んでしまってから処置をするのとではどちらの方がよいでしょう?
 私たちがしきりに検査を進めると、飼い主さんは“お金儲けのため?”と思われる方もいるでしょう。けれども検査を勧めるにはそれなりの訳があってのことなんです。確かに採血したりするのには少々の痛みが伴います。けれどもこの検査により少しでも病気の早期発見や確定診断を見いだすことができれば決して可愛そうなことではないと思うのですが、飼い主の皆さんはどのように思われますか?

Posted by nomata at 19:04 | コメント (0) | トラックバック (1)
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