2004年08月08日
心雑音
ある程度高齢の犬猫だと先生から“少々心臓の音に雑音がありますね。”といわれることがあると思います。特に症状はないけれど“心臓が悪い!”といわれると頭が真っ白になってしまう飼い主さんも少なくないと思います。私たちの立場から言わせていただくと、現在これといった症状がなくても聴診時に雑音が認められれば飼い主さんにその事実をお伝えしなければなりません。それがどの程度のものかはレントゲン検査や心電図検査、さらにはエコー検査と進んでいくことではっきりしたことがお伝えできるようになります。
心臓病というとどうしても薬をいつ始めるか?ということが気になりますが、症状の有無、犬種や年齢によって多少異なりますが“心雑音があるよ!”といわれたならばなるべく早くお薬の投与を始めた方がよいでしょう。心臓の薬もどんどん良いものが出来ています。命ある限り毎日動き続けている心臓、早めにいたわってあげましょう。
Posted by nomata at 15:44
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