2004年06月19日
広い視野を持って!
毎日の診療で私たち獣医師は“この状態に関してはこのような治療方針で!”といったものがあります。これはあくまで基本的なアウトラインであって全てがこのアウトライン上で治まる病気ばかりではありません。また専門によっても内科的にアプローチする先生もいれば、即外科的な方向に持っていく先生もいます。どういったアプローチを取っていくのが1番という方法はありませんが、これだと思って夢中になってしまうとどんどん泥沼にはまってしまい視野が狭くなってしまっていることがあります。
こんな時、以外と飼い主さんからの一言が狭い視野から私たちを解放し、違った角度から病気を見させてくれることがあります。最近は飼い主さんも非常に勉強されている方が多く感心することがあります。ですから飼い主さんも病院では先生の言われるがままではなく、臆せず発言した方が良いのではないでしょうか?もしかしたら今おかかりの先生も先入観という泥沼にはまっているのかもしれませんから!
Posted by nomata at 19:17
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