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2004年06月04日

たかが毛玉、されど毛玉

 2日はEntryをさぼってしまいましたが、実は手術のお手伝いに行っていたんです。猫の食欲が落ち痩せてきて、さらには下痢をしているとのこと。バリウム造影をしてみると腸の一部にバリウムの流れが悪いところが発見されました。飼い主さんの同意も得られたということで急遽、開腹手術になったわけですが怪しい部位にメスを入れて腸の中を探ってみると・・・綿布団のように毛玉が詰まり腸の内壁は真っ赤に充血していました。
 猫の毛球症も毛玉を吐いているうちはまだ良いのでしょうが、少しずつ蓄積していくとこのように大変なことになってしまうんですね。食餌でも毛玉をたまりにくくするものがあるようです。特に長毛の猫を飼われている方は特に注意された方がいいですね!

Posted by nomata at 21:05 | コメント (1) | トラックバック (0)
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