TOP > 病院日誌


2004年03月03日

純血種の野良犬

 自分が子供の頃はまだ野良犬が多く、病院うらの公園で野良犬が生んだ子犬を同級生と世話をしに行ったことがありました。そのころ飼われている犬というとほとんどが雑種で、純血系の犬はなかなか見かけないものでした。実際、獣医になって患者さんが連れてこられる犬を見るとほとんどが純血種で、雑種の犬はまず見かけなくなりました。(自分が小さい頃飼っていた犬も雑種でしたが病気知らずで、今思えば獣医さん泣かせの犬でした。)
 私の個人的イメージでは野良犬というと雑種(雑種を飼われている方、すみません。)なのですが、地元の別荘地では純血種の犬が誰に管理されているというわけでなくうろうろしているとのこと。聞いてみるとどうやら全てではないけれど別荘のオーナーさんが飼いきれなくなって放してしまっているようです。飼えなくなったならば捨ててしまうといった気持ち、皆さんどう思われます?

Posted by nomata at 19:07 | コメント (2) | トラックバック (0)
コメント

こんばんは。私どもが住んでいる地域では、「ドーベルマン」や「セントバーナード」などの野犬がいます。同じ犬を飼う者として、とても悲しい思いをしました。飼う=家族です。ひとつの「命」の重さをちゃんと考えてあげるのが飼い主としての責任ではないでしょうか?

Posted by: 大木 at 2004年03月03日 19:36

肝心な部分の責任が問われない社会になっているような気がしてなりません。
自分が気に入らないことを攻め立てる権利は主張しても、自分の行動に責任を持とうとはしません。テレビやネットなどのメディア、閉鎖された価値観に埋もれ、現実社会では生きてないようにも感じます。
こういう感覚は日本だけのような気もします。もうすでに世界から取り残されているかもしれません。今後さらに厳しい風に吹かれることになるでしょう。

Posted by: maskin at 2004年03月06日 17:11
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






のまた犬猫病院 〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田5−1−3 TEL/FAX:028-622-7785


Syndicate this site (XML)