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2004年01月21日

手術の際には・・・

 少なからず毛を刈ります。人でも盲腸の手術では“下の毛”を剃ってしまうそうです。これは術野の妨げにならないようにといった意味もありますが、毛に付いている細菌が感染を引き起こす可能性があるからです。これは犬猫でも同じ事。というか犬猫の方が感染の可能性は高いものとなるのです。健康な状態ではバリアーとして働いてくれる細菌でも手術などで抵抗性が落ちた体にとっては有害なものとなるからです。
 “手術の際、毛を刈らないで”といった希望もありますが、清潔で安全に手術を進行させ速やかに術後を回復させるためにも必要最低限の毛刈りにご理解を!

Posted by nomata at 20:03 | コメント (0) | トラックバック (0)
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