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2003年11月21日

離断性骨軟骨症

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股関節形成不全と一緒に大型犬種(特にオス)に見られる骨の病気として“離断性骨軟骨症”というものがあります。特に肩関節の軟骨部分に見られることが多く、飼い主さんはペットが跛行(足を引きずって歩くこと)することで発見するケースがほとんどかと思います。Entryしているレントゲン写真もジャーマン・シェパードの肩関節にみられた“離断性骨軟骨症”のものです。症状としては特に坂道を下る運動を非常に嫌がりました。“離断性骨軟骨症”は成長期における軟骨が骨化するときの速度の差によって骨と軟骨の分離が生じることで起こるのですが、骨が成長しているときの極端に激しい運動が原因になることもあります。
レトリーバーを飼われている方で股関節形成不全の診断してもらうときには、肩関節も一緒にレントゲンを撮ってもらうことをお勧めします。病気の兆候を早くから知っておくことは大切ですよ!

Posted by nomata at 20:30 | コメント (0) | トラックバック (0)
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