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2003年11月09日

知らないうちに

 猫のウイルス病というものは厄介である。特に母子感染(母猫の病気を子猫が引き継いでしまう)が成立してしまうケースが多く予防することすらできないことがあります。猫ウイルス性鼻気管炎・カリシウイルス感染症・猫パルボウイルス感染症・猫白血病はワクチンががあるので予防することが可能ですが、ワクチンが成立されていないウイルス病はいかに感染しないようにするかが大切で、有効な予防方法はありません。もし発症してしまった場合は症状を緩和させるような“対症療法”という方法で治療してゆくしかありません。
 特におもてに出かける機会の多い猫を飼われている飼い主さん、“抗体検査”といってウイルス病に感染しているか、あるいは発症する可能性があるかどうかがわかる検査があります。少しでも体の状態を把握していれば発症を遅らせたりその症状を緩和させることも可能です。是非お受けになることをお勧めします!!

Posted by nomata at 20:27 | コメント (0) | トラックバック (1)
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