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2003年09月17日

先手の医療

 獣医の治療というのはどうしても後手の治療が主なものになります。人では自分の体調がおかしいと感じたら病院に行きますよね。けれども動物の場合は飼い主の皆さんが様子の変化に気付いてからの来院になります。症状として表れはじめたときには病状としてだいぶ進行していることが多いものです。
 その点ワクチン接種やフィラリア予防薬は目に見えた効果はわかりませんが、着実に病気からペットを守ってくれています。この時期だんだん涼しくなってくるとフィラリア予防薬を飲ませるのを忘れがちな方が多いんですよね。飲ませなくてもフィラリアに感染しなかったのはホントにラッキーだったのです。まだまだ我が地元、宇都宮でもフィラリア感染犬もいますし予防されてない方もいます。フィラリアは先手が打てる治療です。お忘れなく!

Posted by nomata at 19:07 | コメント (0) | トラックバック (0)
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